- 2026年からネットワークスペシャリストがCBT方式に変更
- 結論|2026年のネスペはCBTになるが、試験内容そのものは大きく変わらない
- そもそもCBTとは?
- ネットワークスペシャリストはいつからCBTになる?
- 【2026年最新】ネットワークスペシャリストの試験日・申込期間
- 2026年のCBT化で何が変わる?
- 試験内容は変わる?午前・午後はどうなる?
- CBTのメリット
- CBTのデメリット
- CBTで特に注意したい5つのポイント
- ネットワークスペシャリストのCBT対策は何をすればいい?
- 私がおすすめするCBT対策
- 2026年度と2027年度は何が違う?
- 2026年にネスペを受験するなら、今から何をする?
- まとめ|CBT化で一番変わるのは「勉強内容」ではなく「受験環境」
- ネットワークスペシャリストの勉強を始めるなら
2026年からネットワークスペシャリストがCBT方式に変更
ネットワークスペシャリスト試験は、
2026年度からCBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。
これまでのネットワークスペシャリスト試験は、
決められた日に試験会場へ行き、
紙の問題冊子を使って受験する形式でした。
それが2026年度からは、
試験会場に設置されたパソコンを使って
受験する方式に変わります。
さらに、これまでのように全国一斉に
同じ日に受験するのではなく、
一定の試験期間内から、自分で試験日時と
会場を選択して受験する方式になります。
「試験内容も変わるの?」
「午後問題もパソコンで解くの?」
「紙の試験とCBTではどちらがやりやすい?」
「CBTになるなら、今までと勉強方法を
変える必要がある?」
2026年度の受験を考えている人にとっては
気になることが多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年度から始まる
ネットワークスペシャリストのCBT化について、
- いつからCBTになるのか
- 試験日・申込期間
- 試験内容は変わるのか
- 従来の紙試験との違い
- CBTのメリット・デメリット
- CBTで注意すること
- おすすめの対策方法
- 2027年度からの新試験制度との違い
まで、まとめて解説します。
結論|2026年のネスペはCBTになるが、試験内容そのものは大きく変わらない

先に結論から言うと、2026年度から
ネットワークスペシャリスト試験は
CBT方式になりますが、試験内容そのものが
大きく変わるわけではありません。
2026年度については、
CBTへの移行によって、出題範囲・
出題形式・出題数・解答数・試験時間・
配点・合格基準などは変更されません。
大きく変わるのは、
「紙で受験する」→「パソコンで受験する」
という点です。
また、従来のように決められた日に受験する
のではなく、試験期間内に設定された
予約枠から自分で試験日時と会場を選択
できるようになります。
そのため、これまでネットワーク
スペシャリストの勉強をしてきた人も、
基本的な勉強内容を大きく変える必要は
ありません。
ただし、PC画面で長文問題を読むこと、
キーボードで解答すること、画面上のメモ機能
を使うことなど、受験環境は大きく変わります。
したがって、2026年度に受験するのであれば、
従来の試験対策に加えて、CBTという環境に
慣れておくことが重要です。
そもそもCBTとは?

CBTとは、Computer Based Testing
の略です。
簡単に言えば、試験会場に設置された
パソコンを使って受験する方式です。
これまでのネットワークスペシャリスト試験では、
紙の問題冊子と解答用紙を使っていました。
CBTでは、パソコンの画面に問題が表示され、
画面上で問題を確認しながら解答します。
基本情報技術者試験などではすでに
CBT方式が採用されていますが、
2026年度からはネットワークスペシャリスト
を含む高度試験にもCBT方式が導入されます。
ネットワークスペシャリストはいつからCBTになる?
ネットワークスペシャリスト試験は、
2026年度からCBT方式で実施されます。
2026年度は、これまで春期に実施されていた
ネットワークスペシャリストを含む高度試験が
「前期試験」として実施されます。
ここで注意したいのが、2026年度は単に
「春の試験がCBTになる」という変更ではない
ことです。
試験の実施方法そのものが、
決められた1日に受験する方式
から、
一定期間の中から受験日時・会場を選択する方式
へ変更されます。
【2026年最新】ネットワークスペシャリストの試験日・申込期間

2026年度前期の
ネットワークスペシャリスト試験について、
IPAから以下の日程が公表されています。
| 項目 | 2026年度前期 |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年10月6日(火)10:00~ 10月24日(土)17:00 |
| 科目A-1・ A-2 | 2026年10月17日(土)~10月27日(火) |
| 科目B-1・ B-2 | 2026年11月11日(水)~11月23日(月) |
| 合格発表 | 2027年2月頃予定 |
| 受験手数料 | 7,500円 |
高度試験の申込みはインターネットから行います。
また、申込み時に自分で試験日時・
試験会場を選択する方式です。
会場によって実施日時や時間帯が異なるため、
希望する日時がある場合は早めに予約する
ことをおすすめします。
※試験日程や申込方法は変更される可能性があります。実際に受験を申し込む際は、必ずIPAの最新情報を確認してください。
令和8年度 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験の申込受付期間及び試験実施期間について | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
2026年のCBT化で何が変わる?

従来の紙による試験と、2026年度の
CBT方式を比較すると、主な違いは
以下のとおりです。
| 項目 | 従来 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 試験方式 | 紙 | CBT |
| 問題 | 紙の問題冊子 | PC画面 |
| 解答 | マークシート・記述 | PC上で解答 |
| 試験日 | 原則決められた日 | 試験期間内から選択 |
| 試験会場 | 指定会場 | CBT会場から選択 |
| メモ | 紙に書き込み | 画面上のメモ機能 |
| 電卓 | ― | 画面上の電卓機能 |
| 受験票 | あり | 送付されない |
| 本人確認 | 受験票等 | 本人確認書類が必要 |
特に注意したいのが、
メモ用紙と筆記用具が配布されないことです。
2026年度は、試験画面上でメモ機能と
電卓機能を使用する方式になりました。
これは紙の試験に慣れている受験者にとって
かなり大きな変更点です。
試験内容は変わる?午前・午後はどうなる?

2026年度は出題範囲そのものは変わらない
「CBTになるなら、問題も大きく変わるのでは?」
と心配になるかもしれません。
しかし、2026年度については、
CBTへの移行によって試験の知識・
技能の範囲が変わるわけではありません。
出題形式、出題数、解答数、試験時間、
配点、合格基準なども変更されません。
つまり、
CBTになるから勉強内容を
一から変える必要はありません。
これまで通り、
- ネットワークの専門知識を身につける
- 過去問題を解く
- 午前Ⅱの知識を固める
- 午後問題の読解・記述力を鍛える
- 時間配分を練習する
といった学習が基本になります。
「午前・午後」が「科目A・科目B」に変わる
一方で、試験科目の名称は変わります。
2025年度までの名称と2026年度の名称を
比較すると、以下のようになります。
| これまで | 2026年度 |
|---|---|
| 午前Ⅰ | 科目A-1 |
| 午前Ⅱ | 科目A-2 |
| 午後Ⅰ | 科目B-1 |
| 午後Ⅱ | 科目B-2 |
名称は変わりますが、2026年度については
試験時間などの基本的な構成は
従来から大きく変わりません。
試験時間は、
- 科目A-1:50分
- 科目A-2:40分
- 科目B-1:90分
- 科目B-2:120分
です。
科目A-1とA-2の間、科目B-1とB-2の間には
10分の休憩が設定されます。
これまで
「午前Ⅰ」「午前Ⅱ」「午後Ⅰ」「午後Ⅱ」
と呼んでいた人は、最初は少し戸惑うかも
しれません。
紙の試験とCBT、どちらがやりやすい?
CBT化について、
「パソコンになったら簡単になるの?」
「紙のほうが解きやすかったのでは?」
と気になる方もいるでしょう。
個人的には、どちらが簡単というより、
普段どちらの環境に慣れているかが重要
だと考えています。
CBTのメリット

① 試験日時を選べる
これまでの試験では、
基本的に決められた日に受験する必要が
ありました。
CBTでは、決められた試験期間内に
設定された予約枠から、試験日時と会場を
選択できます。
仕事の都合などで、
「この日はどうしても受験できない」
という人にとっては大きなメリットです。
② PC操作に慣れている人には取り組みやすい
普段から仕事でPCを使っている人であれば、
問題を画面で読むこと自体には
それほど抵抗がないかもしれません。
ネットワークエンジニアや
インフラエンジニアなど、
普段からPCを使っている受験者にとっては、
むしろ自然な環境とも言えます。
③ マークシートへの記入が不要
午前Ⅱに相当する科目A-2などでは、
従来のようにマークシートへ鉛筆で記入する
必要がなくなります。
PC上で解答するため、
マーク位置を間違えるといったミスは減るでしょう。
CBTのデメリット

① 長文問題を画面で読む必要がある
ネットワークスペシャリストで
特に気になるのがここです。
午後Ⅰ・午後Ⅱに相当する科目B-1・B-2では、
長い問題文を読みながら状況を把握する
必要があります。
紙であれば、
- ページをめくる
- 問題文を見比べる
- 文章に線を引く
- 余白に書き込む
といったことができます。
CBTでは、これまでとは違う方法で
問題文を整理する必要があります。
② 紙のように自由に書き込めない
2026年度はメモ用紙や筆記用具が配布されず、
画面上のメモ機能を利用することになっています。
紙の問題に直接書き込むことに慣れていた
人にとっては、かなり大きな変更です。
③ キーボード入力に慣れる必要がある
記述問題では、解答をPC上で
入力することになります。
普段からキーボード入力をしている人なら
大きな問題にはならないかもしれませんが、
紙に文章を書くことに慣れていた人は、
入力速度も意識したほうがいいでしょう。
手元を見ずにタイミングするブラインドタッチ
が出来るようになると、
目線を画面と手元に行ったり来たりする
必要がなくなるため余計な体力を奪われず、
文章を入力した後に打ち間違いに気づいて消す
といった無駄な時間を省くことができます。
ちなみに私は普段SEとして働いており、
ブラインドタッチも出来るので文字入力には
自信がありますが、実際に試験を受けるなら
紙のほうがやりやすいと感じます。
なので私もPCでの回答のための練習は
しっかりとやっておきます
CBTで特に注意したい5つのポイント

① 本人確認書類を忘れない
2026年度は受験票が送付されません。
その代わり、試験当日に本人確認書類が必要です。
有効な本人確認書類を提示できない場合は
受験できないため、
試験前に必ず確認しておきましょう。
② メモ用紙・筆記用具は持ち込んで使えるわけではない
2026年度は、試験時間中に使用するメモ用紙や
筆記用具は配布されません。
その代わり、試験画面上のメモ機能・
電卓機能を使用します。
したがって、
「問題用紙に書き込みながら考える」
という従来の解き方に慣れている人は
注意が必要です。
③ PC画面で長文問題を読む練習をする
これはネスペ受験者なら
特におすすめしたい対策です。
過去問を解くとき、いつも紙の問題集や
印刷したものを使用いるのであれば、
たまにはPC画面で問題文を読んでみましょう。
「画面で読むと意外と疲れる」
「前の文章を確認するのに時間がかかる」
など、自分の弱点が見えてくる可能性があります。
④ キーボードで記述する練習をする
科目B-1・B-2では記述式の解答があります。
そのため、何度も言いますが過去問を解く際に
答えを頭の中で考えるだけではなく、
実際にキーボードで入力する
練習をしておくと安心です。
特に、
- ネットワーク用語
- 英数字
- IPアドレス
- アルファベットを含む技術用語
などは、普段からPCで入力する練習を
しておくとよいでしょう。
⑤ 試験日時の予約は早めにする
CBTでは、試験期間中であればいつでも
自由に受験できるわけではありません。
会場ごとに設定された予約枠から、
自分で試験日時と会場を選択します。
そのため、
「仕事が休みの日に受験したい」
「自宅から近い会場で受験したい」
という希望がある場合は、
早めに予約することをおすすめします。
ネットワークスペシャリストのCBT対策は何をすればいい?

CBTだからといって、勉強方法を
大きく変える必要はありません。
基本はこれまでと同じです。
まずは通常通り知識を身につける
- ネットワークの基礎
- TCP/IP
- ルーティング
- VLAN
- IPv6
- セキュリティ
- DNS
- HTTP
- VPN
- 無線LAN
など、ネットワークスペシャリストに必要な知識を身につけます。
過去問を解く
ネスペ対策では過去問が非常に重要です。
午前Ⅱに相当する科目A-2だけでなく、
科目B-1・B-2に相当する午後問題も
繰り返し解きましょう。
特に午後問題では、
「知識がある」=「問題が解ける」
ではありません。
問題文から必要な情報を読み取り、
設問に対して適切な答えを作る練習が必要です。
PCで過去問を解いてみる
ここからがCBT対策です。
普段は紙に印刷して過去問を解いている人も、
一度PC画面で解いてみましょう。
例えば、
- PCで問題文を読む
- PC上で問題を解く
- キーボードで記述する
- 画面上のメモを使って情報を整理する
という練習です。
本番とまったく同じ環境にはできなくても、
「紙ではない状態で長文問題を解く」
ことには慣れておきたいところです。
私がおすすめするCBT対策

STEP1
参考書でネットワークの知識を身につける
↓
STEP2
過去問を使って知識を定着させる
↓
STEP3
午後問題を繰り返し解く
↓
STEP4
PC画面で過去問を読む
↓
STEP5
キーボードで記述問題の解答を入力する
↓
STEP6
画面上のメモ機能を使いながら問題を解く
↓
STEP7
本番と同じ時間を設定して通しで演習する
特に重要なのは、STEP4以降です。
勉強内容そのものを変えるのではなく、
「本番と同じような環境でも問題を
解けるようにする」という考え方です。
2026年度と2027年度は何が違う?

ここからは、これから受験する人にとって
非常に重要です。
高度試験の変更点は
2026年度のCBT化だけではありません。
IPAによると、
現行のネットワークスペシャリスト試験は
2026年度の試験実施をもって終了し、
2027年度から新試験制度へ移行する予定です。
つまり、2026年度は、
現行の試験制度 + CBT化(=過渡期)
という位置づけになります。
一方、2027年度からは新しい試験制度
になります。
そのため、
| 年度 | 試験制度 |
|---|---|
| 2025年度まで | 従来の紙試験 |
| 2026年度 | 現行制度+CBT |
| 2027年度以降 | 新試験制度(予定) |
という流れになります。
「2026年からCBTになったから、
試験内容も大きく変わった」と
考えてしまうと分かりにくくなります。
2026年度は、試験の中身を大きく変える年
というより、現行制度のまま受験環境が
CBTへ移行する年と考えると
分かりやすいでしょう。
2026年にネスペを受験するなら、今から何をする?

2026年度にネットワークスペシャリストを
受験するのであれば、CBT対策だけに
時間を使う必要はありません。
まずは合格するための知識と問題演習
を優先しましょう。
私なら、
① ネットワークの基礎を固める
↓
② 参考書で専門知識を学ぶ
↓
③ 科目A-2(旧午前Ⅱ)の対策
↓
④ 科目B-1・B-2(旧午後Ⅰ・午後Ⅱ)の対策
↓
⑤ PCで過去問を解く
↓
⑥ CBT環境を意識した通し演習
という順番で進めます。
CBT対策は、基本的な知識を身につけた後
に追加すれば十分です。
「CBTになるから、これまでの勉強方法が
全部無駄になる」ということはありません。
まとめ|CBT化で一番変わるのは「勉強内容」ではなく「受験環境」

2026年度から、
ネットワークスペシャリスト試験はCBT方式
で実施されます。
これまでの紙の試験と比べて、大きく変わるのは、
- パソコンで受験する
- 試験期間内から日時・会場を選択する
- 問題をPC画面で読む
- キーボードで解答する
- 画面上のメモ機能を使う
- 受験票が送付されない
- 本人確認書類が必要
といった部分です。
一方、2026年度については、
出題範囲や出題形式、出題数、試験時間、
配点、合格基準などが変更されるわけでは
ありません。
そのため、
「CBTになるから勉強方法を全部変える」
必要はありません。
これまで通りネットワークの知識を身につけ、
過去問を繰り返し解くことが合格への基本です。
そのうえで、
「PC画面で長文問題を読む」
「キーボードで記述する」
「画面上のメモ機能を使う」
といったCBT特有の環境にも慣れておきましょう。
また、2026年度は現行の
ネットワークスペシャリスト試験制度が
実施される最後の年度です。
2027年度からは新試験制度へ移行する予定
となっています。
2026年度に受験を考えている方は、
CBT化を必要以上に怖がる必要はありません。
試験の本質は変わらないので、
まずは合格するための勉強を進め、
そのうえでCBTへの対応を加えていく。
これが私のおすすめする対策です。
私自身も2026年度の
ネットワークスペシャリスト試験に挑戦する
予定なので、実際にCBTで受験してみて、
- 試験画面はどのようなものだったか
- メモ機能は使いやすかったか
- 長文問題は紙と比べてどうだったか
- キーボード入力はどの程度必要だったか
- 実際の試験会場はどのような雰囲気だったか
など、実際に受験して分かったことも、
このブログで紹介していきたいと思います。
ネットワークスペシャリストの勉強を始めるなら
CBT化されても、
ネットワークスペシャリスト合格に必要な
知識や問題演習の重要性は変わりません。
これから勉強を始める方は、
以下の記事も参考にしてください。
- ネットワークスペシャリスト おすすめ参考書3選【2026年版】独学合格ルートを解説 | ネス研
- ネットワークスペシャリスト 勉強時間|100時間で落ちた体験から合格ラインを解説 | ネス研
- ネットワークスペシャリストに基本情報・応用情報はいらない?いきなり挑戦するメリット・デメリットを解説 | ネス研
- ネットワークスペシャリストのオンライン講座ならスタディング?実際に無料講座を試してみた | ネス研
自分に合った勉強方法を選び、2026年度の
CBT試験に向けて準備していきましょう。


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