(2026.08.30追記)
2026年度よりCBT方式に移行したことにより、試験の科目名が変更されました。
この記事では当時の科目名を使用していますが、現在の科目名は以下のとおりです。
| 2025年以前 | 2026年 |
| 午前Ⅰ | 科目A-1 |
| 午前Ⅱ | 科目A-2 |
| 午後Ⅰ | 科目B-1 |
| 午後Ⅱ | 科目B-2 |
2025年、
私はネットワークスペシャリストを受験しました。
結果はタイトルにもあるとおり、
午後Ⅰで不合格
という残念なものでした・・・
負け惜しみのようですが正直に言います。
「知識不足で全く解けなかった」
という感覚ではありませんでした。
ではなぜ合格できなかったのか?
最大の敗因は、
時間配分ミスと実戦形式の対策不足でした。
これから受験する方に
同じ失敗をしてほしくないので、
当日の流れ、心理状態、具体的な反省点などを
恥を承知ですべて公開します!
午前は手応えあり!しかし・・・

まず午前問題の結果についてです。
私は1年前の応用情報に合格していたため、
午前Ⅰについては免除されていました。
その分 午前Ⅱに集中することができたので、
本番は8割以上得点することができ、
余裕を持って合格ラインを突破しました。
午前Ⅱの対策としては、
参考書を使って知識をインプットしながら、
通勤時間などのスキマ時間でひたすら
過去問を繰り返しました。
いわゆる王道ですが、
結果としてこれはかなり有効だったと感じています。
(午前Ⅱ対策の詳細や使用した参考書を
詳しくまとめた記事は👇)
実際の本番では、
- 午前Ⅰが免除されているためその分の
勉強時間を午前Ⅱに充てられた - 体力、集中力ともにフレッシュな状態で臨めた
- 過去問を多く回していたため、
そのまま出題された問題に対応できた
という好条件が重なり、
時間にも余裕をもって解き終えることができました。
見直しを終えても時間が余っていたので
途中退出して早めに昼休憩に入ることができ、
最高の状態で午後に進むことができたのです。
しかし、その余裕は午後問題のスタートと
同時に儚く消えることとなったのです・・・
午後Ⅰに想定外の苦戦

午前問題を自信を持って終え、
意気揚々と挑んだ午後Ⅰ問題。
しかし解き始めて10分・・・。
完全に流れが変わりました。
午後Ⅰ問題の概要
- 試験時間:90分間
- 出題形式:記述式
- 問題数 :出題3問のうち2問を選択して回答
前提として、
午後Ⅰと午後Ⅱはボリューム的には
体感ほぼ変わりません。
しかし午後Ⅱが120分間で1問なのに対し、
午後Ⅰは90分間で2問。
つまり1問あたり45分で解かなければならず、
非常に制限時間がシビアです。
私も勿論、この事は知っていたのですが・・・
午後Ⅰの本番が始まり、
まずはざっと3問の問題を眺めて
何となく出来そうな問題を2問決めました。
しかし最初に選んだ問題が想定よりも難しく、
問題文があまり頭に入ってきません・・・
最初は「少し難しいが解けるだろう」
と判断して解き進めていました。
しかし5分、10分と経過したころ・・・
- 知らない言葉が出てくる
- 回答の根拠となる記述が見つからない
- 解答の方向性に確信が持てない
という状態が続き、かなり焦り始めました。
この時、最悪の考えが浮かんでしまったのです・・・
「選ばなかった問題のほうが
簡単なんじゃないか・・・?」
問題の変更が致命傷となる

一度その考えが浮かんでしまうと、もうこのまま
今の問題を続けることができませんでした。
少しでも点が取れる問題を選択したくなり、
問題を変更したのです。
その時点では
「時間をロスしてしまったが、
急げば挽回できるだろう」
と思っていました。
しかし先ほども書いたとおり、
午後Ⅰは1問にかけられる時間は45分。
試験開始して回答用紙に名前などを
記入するところから時間はスタートしており、
問題を眺めて3問から2問を選択し、
最初の1問に取り掛かってしばらく経過している…
この時点で試験開始から
なんと15分以上が経過していたのです。
そうなると後の展開は必然的に
悪循環に陥っていきます。
- 焦りで問題文を読み飛ばし、
重要なポイントを見落とす - その結果 問題に回答できず、
もう一度問題文を読む - さらに時間がなくなり、焦りが増す
完全にドツボにはまりました・・・
冷静に読めば拾えるはずの記述も、
精神的な焦りで処理能力が落ちていたので
ボロボロでした・・・
精神的ダメージを抱えて午後Ⅱへ・・・

そんな状態で一瞬で午後Ⅰが終了・・・
あまりの手応えのなさから立ち直れず、
精神的にかなりダメージを受けた状態で
午後Ⅱに臨みました。
正直ほとんど希望はないと感じていましたが、
とりあえず最後まで受けるしかありません。
「なんとか切り替えるしかない・・・!」
そう自分に言い聞かせて、午後Ⅱまでの
短い休憩時間は頭のリフレッシュに充てました。
午後Ⅱ問題の概要
- 試験時間:120分間
- 出題形式:記述式
- 問題数 :出題2問のうち1問を選択して回答
午後Ⅱは午後Ⅰと比べても難易度の違いは
あまり感じませんでした。
1問に集中でき時間も120分あるため、
午後Ⅰよりはむしろ余裕がありました。
問題は2問中1問ですが、
午後Ⅰがトラウマになっているので
できるだけ落ち着いて問題に目を通し、
慎重に1問を選択しました。
体感としては手応えは半々か、
やや自信ありといったところです。
実際は午後Ⅰが不合格だったため、
午後Ⅱは採点されていません。
後日自己採点を行った結果、おそらく
ギリギリ合格できていたのではと思っています。
実際の合否結果を公開

私の2025年ネットワークスペシャリスト試験の結果は・・・

・・・改めてみても午後Ⅰの点数が酷い。
ですがこれは自分への戒めです!
この悔しさ、情けなさをバネに次は
必ずリベンジを果たします!
実際に受験して痛感したこと

私の一度目の挑戦は
残念な結果となってしまいました。
しかし、挑戦したからこそ
自分の現在地を確認することができ、
合格の為に必要なことも理解できました。
① 午後Ⅱまで集中力を維持するのは想像以上にきつい
高度試験は1日かけて戦う長丁場です。
午前Ⅰが免除されていたにも関わらず、
午前Ⅱ → 午後Ⅰ → 午後Ⅱ
を戦いぬくための集中力の消耗は
かなり大きかったです。
これに対応するためには、
「普段からある程度長時間、問題に取り組む」
という練習が必要になってくると思います。
そうすることで、体力的にも精神的にも余裕が生まれます。
また、
- 午前Ⅰの免除制度を最大限活かす
- 午前Ⅱは可能であれば途中退室して
午後に向けて頭を休める
といった対策を行い、
いかに最後まで体力と集中力を保つか
ということがとても重要です。
② 応用情報合格者は間を空けずに挑戦すべき
①に書いたように応用情報または
他の高度試験に合格しているなら、
2年間の免除期間を最大限に活かすべきです。
応用情報なども取得するだけでかなり大変なので、
合格後はしばらく勉強したくなくなるのは
とてもよく分かります。
が、知識が新しいうちに高度試験へ挑戦することで、
- 応用情報と重複している範囲の記憶を
忘れないうちに使える - 勉強する体力がついている
- 一つの高度試験で最大2回、
免除のチャンスを利用できる
といったメリットが非常に大きいと実感しました。
また、
高度試験もしくは情報処理安全確保支援士試験の
午前Ⅰ試験で基準点以上
という条件でも2年間は午前Ⅰ試験が
免除となります。
つまり今回の受験で合格できなかったとしても
午前Ⅰだけでも基準点以上を満たしていれば
そこから2年間は午前Ⅰの対策が必要なくなります。
何としてでも午前Ⅰだけは
基準点突破を目指しましょう!
③ 午後対策は「実戦形式」が必須(最重要)
これは私自身の今回最大の反省点です。
私は午後問題に対しては
過去問自体は解いていましたが、
本番同様に時間を計った演習が圧倒的に不足
していました。
本番は問題を解くだけではありません。
- 回答用紙に名前を書いたり、
マークするのに少し時間がかかる - 本番特有の緊張感と焦りがある
- どうしても他の受験者の存在も気になる
といったような、
普段とは違う環境のデバフもかかります。
それでもいつも通りの実力を発揮するためには、
- 問題を選択する基準、選択にかける時間を
決めておき、実際に選択する練習をする - 1問にかける時間を感覚として身につけておく
- 焦っても問題を変更したりしないように
ブレない習慣をつける
ということが重要になります。
だからこそ、
本番と同じ形式で模擬演習を繰り返す
という対策が何より効果的であると痛感しました。
次回に向けた具体的な対策

私が次回の受験までに行う対策は以下のとおりです。
- 午前問題は過去問をスキマ時間に
スマホでやる程度に抑える - 午後問題は必ず本番形式で、問題選択からやる
- 問題選択にかける時間、
途中で問題変更しないなど自分ルールを決める
これらを徹底することで、
今回の挑戦の敗因となった
「選択ミスからの時間オーバー」
を繰り返さないようにします。
また、知識量としては足りなかったとは
あまり思わなかったので、
インプットの時間を減らして
本番対策を重点的に行います。
これらは実際に受験してみたからこそ
分かったことで、
落ちはしましたが無駄ではなかったと
思っています。
これから初めて受験する方へ

これを読んでくださっている方はラッキーです。
実際の受験体験談の詳しい話はあまり聞けません。
私自身、苦い思いをして得た経験なので
あまり話したくはありません。
しかしこのブログを始めるときに、
不合格の悔しい思いを含め
全てを公開すると決めました!
ネットワークスペシャリストは
単なる知識試験ではありません。
特に午後試験は
- 長く難解な文章を読んで
出題意図を理解する読解力 - 問題を選択するための判断力
- 最後まで戦い抜くための体力
- 選んだ問題をブレずにやりぬき、
絶対に焦らないメンタル
など、いろんな力が求められます。
私と同じ失敗をしないためにも、
普段の学習から必ず時間を計って
本番を想定した演習を積むことを
強くおすすめします。
2026年の再挑戦では、
この反省をすべて活かして必ずリベンジします!!!



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